東京お花見30選
東京都内の桜の名所30選挙。お花見スポット選びにぜひご活用ください!


徳川吉宗と桜


さて、徳川吉宗が江戸の各地に桜を植えさせた事は、先ほども少し述べましたが、これには次のような理由がありました。

実は、吉宗の時代は「火事と喧嘩は江戸の華」と言うほど、火事の絶えない世の中だったのです。物価の高さや、保証人がなく奉公に出られないなど、困窮して江戸で生活できなくなった者たちによる放火が頻発、その火事の騒ぎに紛れて盗みを働く火事場泥棒も後を絶ちませんでした。

人口密度の高い江戸では、家々が密集しており、公園のように開けた場所もありません。
一度火事が起こると大火となり、大きな被害が発生することもしばしばでした。

吉宗が、各地に桜を植えさせ、江戸市民の憩う場所を作り出した背景には環境を整備して、頻発する火事による延焼を防止しようとのねらいがありました。桜以外にも、土手に柳を植えたり、松を植えたりする緑化計画が行われています。

吉宗が「桜」にこだわったのは、吉宗の郷里、紀州には桜の見事な長保寺という寺があり、桜に親しんで育った吉宗は、この寺の桜を偲び、江戸のあちこちに桜を植えさせたのだといわれています。その代表的な場所が、隅田川の桜堤(向島)、飛鳥山(王子)、御殿山(品川)でした。吉宗は、それらの桜の名所に飲食店まで用意させ、花見を奨励しています。

放火など治安の悪かったこの時代、庶民に花見という娯楽を与えることで憂さ晴らしをさせ、人の心を安定させようとしたのだそうです。

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