東京お花見30選
東京都内の桜の名所30選挙。お花見スポット選びにぜひご活用ください!


花見弁当


江戸時代の花見では、弁当を持参する事も一般的だったわけですが、当時のお弁当には、どのようなものが入っていたのか気になりませんか?

というわけで、江戸時代の花見弁当の中身を覗いてみましょう。

現在の日本料理の原型は、江戸時代にはほぼ完成していたそうで、醍醐散人(だいごさんじん)によって書かれた「料理早指南」には、豪華な花見の重詰の作り方が記されています。

そこでは重詰の料理として、上中下の3例が紹介されており、上の例は次のようなものでした。

<一の重> かすてら玉子 わたかまぼこ(アワビの青わた入りかまぼこ)わか鮎色付焼 むつの子 早竹の子旨煮 早わらび 打ぎんなん 長ひじき 春がすみ(寄物)

<二の重> 蒸かれい 桜鯛 干大根 甘露梅

<三の重> ひらめとさよりの刺身に、しらがうどとわかめを添え、赤酢みそを敷く

<四の重> 小倉野きんとん 紅梅餅 椿餅 薄皮餅 かるかん

<※割籠(わりご)> 焼飯(焼むすび) よめな つくし かや小口の浸物
※「割籠」は中に仕切りのある木製の弁当箱のこと

いかがですか?現在のお弁当と比べてみても、かなり豪華なお弁当ですよね。

これほど贅沢な弁当を持参できるのは、相当身分の高い人か裕福な人だったと思いますが、庶民も気張って用意した手作りの弁当や、折詰の寿司を包んで花見に出かけました。冷蔵庫や保冷剤などない時代ですので、どの食材も獲れたての新鮮な素材を使い、丁寧に作られたのでしょうね。

卵や砂糖などは当時、大変貴重だったでしょうし、料理はどれもしっかり味つけがされ、汁気を残さないよう仕上げられていました。煮物や焼き物、蒸し物などをバランス良く盛り込み、見た目にも美しいよう彩りに気を使い、中身が動かないようにぎっしり詰めるのが江戸流だったのだとか。

「江戸料理は三度おいしい」と言われていますが、これは、主人が宴会で食べ、残ったものは折詰にして持ち帰り、その晩奥方がお相伴する。さらに翌日、火を入れたものを子供達が食べるということを表しています。日持ちがして、冷めてもおいしくいただけるのが「江戸の味」というわけです。

会席膳をひとつの器に贅沢に盛り込んだようなこれらの料理は、さぞ花見の宴にふさわしいお弁当だったことでしょう。食べてみたくなりますね。

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